おかげさまで２周年を迎えることができました
ありがとうございます
スタッフも増え順風満帆な2020年に乗り出した我々でしたが
新型コロナの影響はじわりじわりと我々の足元を捉え、
意気揚々たる２周年というわけにはいきませんでした。
新作映画の劇場公開延期やそれに伴う劇場イベントの中止、
そして番組のロケ撮影が困難になり、すぐにプロダクションスタイルの変革を迫られました。
しかしながら、もともと同じスタイルや思考に固執することは経営理念から離反しており、
新しい生活様式と新しい営業スタイルに変換する、という考えは
（少しづつブレる）という社風にはマッチしていたと思っております。
まず我々が培っていた配信技術に大きな需要が集まりました。
コロナ禍でリアルでのイベントが難しくなり、無観客でのZOOMを使用した（新作映画の）配信イベントや、
企業様からご相談を受けたオンラインセミナー配信、など多様性のあるビジネス展開は混沌の中に咲いた希望でした。
またオンラインチケットによる有料配信番組の制作を担当し成功させたことは、
沈黙を余儀なくされているエンタメ業界全体の新しい可能性を感じた瞬間です。
「キャプテン・ビーフハート」というアメコミみたいな名前のミュージシャンの作品で「美は乱調にあり」というアルバムがあります。
元々は大正時代のアナキスト大杉栄の「美はただ乱調にある。諧調は偽りである」という言葉らしいのですが、
激動真っ只中の今、感慨深く感じてなりません
そして3年目、未曾有の混沌とした時代に突入する中、
我々はブレ続けさらなる進化を遂げてみせようと思っております。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。